児童通所支援事業における、人材募集費用30万円分の失敗談教えます。

児童通所支援事業の一番の核は人材募集

 

人材募集は何をやればいいかな。

一番大事なのが人材です。しっかりと準備しておきましょう。

人材募集が大事な理由

福祉業には人材は切っても切れない大事なものです。

子どもや保護者と関わるうえで機械や自動化ができるものではないからです。

他接客業では会計時に機械に入力、バーコード読み込みをすれば終わる業務があります。

そのため従業員も機械の説明や補助をするだけで、問題ありません。マニュアル通りに行動すれば多くの問題は解決できます。

一方児童通所支援事業では障害のある子どもとの関りです。障害、個性、特性が一人一人違います。マニュアルで業務効率化出来ても、支援は十人十色。

突発的なことや、数々の問題と直面することがあります。その中で対応できる人材でないといけない。

困っている子達は、自分ではどうも出来ない問題も抱えます。

そこで支援側が主従の関係を作る。威圧的に従わせる。虐待。性わいせつ等も起こりえます。

だからこそ人材をしっかり見極める必要があるのです。

福祉業は人材不足です。

福祉、教育業界は今人材不足とよく言われています。

低賃金、長時間拘束、支援の難しさから新しい成りても減り、経験者も途中で断念してしまうことが多いです。

福祉業で10年程勤務してきて、特に実感していることでした。

初任給も低く、昇給も低い。

超勤や休日出勤、突発的な事態に対応するため、時間外対応。施設長や主任層、リーダー層はさらにそれが強くなります。

それぞれの特性から拘りがある子、支援が必要な子には、保護者も職員も心身共に疲弊します。

頑張ってきて、形で残る成果があるわけではない難しいものです。

だからこそ子ども支援には良い人材が必要です。

人材募集媒体

インディード

インディードは無料検索、無料掲載が可能になります。

最近、テレビCМでもよく見られる媒体です。

多職種、他媒体の求人が掲載される媒体です。

長所

多くの人が求人検索で利用する。

無料での掲載が可能になる。有料版では求人の作り方をアドバイス、手助けしてくれる。

認知が高い。

短所

求人数が多いため、無料ではすぐに埋もれて、検索件数が低い。

有料版では先行投資が必要になる。クリック数で課金されるが、課金=応募には繋がらないこともある。

専門職にピンポイントでアプローチは難しい。

エンゲージ

エンゲージは無料検索、無料掲載が可能になります。

エンゲージの提携先の大手に募集掲載出来る。

長所

多職種で多くの人にアプローチできる。

SNS連携が可能である。

無料掲載、有料掲載がある。有料掲載ではAIが検索した類似募集者へスカウト可能。

短所

無料掲載では求人が埋もれることがある。

有料掲載では先行投資が必要になる。一か月に20万程のプラン等選択肢が限られる。

専門職にピンポイントでのアプローチが難しい。

 

福祉業の人材募集媒体

ジョブメドレー

福祉業でよく使われる媒体の一つ。

長所

無料で求人作成、掲載可能である。掲載には一切費用がかからない。

直接募集者にスカウトメールを送れる。文章で実際にアプローチできる。スカウトも無料。

福祉業の求職者数も多い。

短所

人材採用時は、採用費用が発生する。保育士正社員30万、パートは15万と費用がかかる。多職種は別料金

多く採用する際、パート採用の際にも費用がかかるため、初期投資が大きい。

登録者にしかアプローチ出来ない。

保育士バンク

保育士が多くいる人材紹介。

多職種でも募集可能である。

長所

人材紹介のため、仲介に入って企業、従業員の互いに沿う形で応募になる。

短所

人材紹介は年収の30%になる。月給20万の保育士であれば、約72万円の費用が発生する。

リタリコキャリア

福祉業の大手リタリコ。

福祉業に特化しているため、ピンポイントで認知高い。

長所

初期費用、掲載料金は無料で出来る。

多くの福祉業の人にピンポイントでアプローチできる。

求人作成のサポートも可能。

短所

福祉業が多く掲載しているため、求人が魅力的でないと応募がない。

成果報酬型のため、採用時は資格や雇用形態に応じて5万円から費用発生する。

パートタイマーでも費用がかかり、初期費用が嵩む。

スマフク

児童通所支援事業では、児童発達支援管理責任者が必須である。

そこに特化した研修受講済みの方限定の転職サイト

長所

児発管は児童通所支援事業では必須。そこに特化している。

短所

特化している分、人材採用時のコストは多い。

 

私の場合

一つ目には人材募集媒体の特徴をしっかりと把握できていなかった事が大きな失敗でした。

一般の人材募集媒体は幅広く利用者に利用されます。

福祉業の有資格者を必要とする場合は、ピンポイントにアプローチしなければ意味ありません。

一般の場合は無資格者も応募してしまったり、クリック課金制の物では関係のない人からもクリックされる恐れがあります。

そこを認識していないため、無意味な課金が30万程出てしまいました。

中小企業のスタートアップには30万は手痛いものでした。

二つ目には募集時期の問題です。

福祉業、教育業は4月はじまり、3月終わりの年度のため、募集時期は年明けが集中することになります。

しかし私は年度途中での募集となり、求人者がさらに少ない時期でした。

時期も考慮していかないと難しいものです。

三つ目に私の場合は応募に直結する募集形態があっていた。

募集時期が年度途中、募集時期が短いこともあり、応募可能な人に直接アプローチ出来ないと意味がなかった。

そのポイントを押さえておらず、むやみに有料募集媒体に広告を出して、無駄な出費が出てしまった。

そのため、直接アプローチできる福祉業の人材募集媒体での課金で進めていけば良かったと後悔する部分があった。

まとめ

福祉業には人材募集は必須です。

福祉職が減っている現状で良い成りてを探すには人材募集媒体は必須です。

しかし使い方をしっかりと考えて使用しなければなりません。

それぞれの募集媒体の長所、短所を自身の事業に当てはめて、最適な方法を取り入れていきましょう。

より良い子ども達の支援のために頑張りましょう。

 

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